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絵本 「 ずーっと ずっと だいすきだよ 」
2010年04月20日 (火) | 編集 |


エルフのことを話します。
エルフは世界で一番素晴らしい犬です。
僕たちは一緒に大きくなった。
でもエルフの方が、ずっと早く、大きくなったよ。
僕は、エルフの暖かいお腹をいつも枕にするのが好きだった。
そして、一緒に夢を見た。
兄さんや妹もエルフのことが大好きだった。
でもエルフは僕の犬だったんだ。

エルフと僕は毎日一緒に遊んだ。
エルフはリスを追いかけるのが好きで、
ママの花壇を掘り返すのが好きだった。
時々、エルフが悪さをすると、うちの家族はすごく怒った。
でもエルフを叱っていながら、みんなエルフのこと、大好きだった。
好きなら好きと、言ってやればよかったのに、誰も、言ってやらなかった。
言わなくても、わかると思っていたんだね。  

いつしか、時がたっていき、僕の背がぐんぐん伸びる間に、
エルフは太っていった。
エルフは年をとって、寝ていることが多くなり、
散歩をいやがるようになった。
僕はとても心配した。 僕たちは、エルフを獣医さんに連れて行った。
でも、獣医さんにも、できることは何もなかった。
「エルフは年をとったんだよ。」 獣医さんはそう言った。
間もなくエルフは階段も昇れなくなった。
でも、エルフは僕の部屋で寝なくちゃいけないんだ。
僕は、エルフに柔らかい枕をやって、寝る前には、必ず、
「エルフ、ずうっと、大好きだよ。」 って言ってやった。
エルフはきっと分かってくれたよね。

ある朝、目を覚ますと、エルフが死んでいた。
夜の間に死んだんだ。
僕たちは、エルフを庭に埋めた。
みんな泣いて肩を抱き合った。
兄さんや妹も、エルフが大好きだった。

でも、好きって言ってやらなかった。
僕だって、悲しくてたまらなかったけど、いくらか気持ちが楽だった。
だって毎晩エルフに、「ずうっと大好きだよ。」 って
言ってやっていたからね。

隣の子が、子犬をくれると言った。
もらっても、エルフは気にしないってわかっていたけど、
僕はいらないって言った。
代りに、僕が、エルフのバスケットをあげた。
僕より、その子の方が、バスケットがいるもんね。
いつか、僕も、ほかの犬を飼うだろうし、子猫や金魚も飼うだろう。
何を飼っても、毎晩、きっと言ってやるんだ。

「ずうっと、ずっと、大好きだよ。」 って。





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